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1か月前の事2023年8月26日
ちょうど1か月前
静岡から秋田への道のり700キロ
関東より上を運転した事は無い休憩をこまめに取り仮眠もする
かなりの余裕を持って出発不安は的中せずに
歌を歌いながらふふふんふんなんならもっと走れるわよとなり
今思えばなぜそんなに体力が維持出来たのかが
不思議気が抜けた
降りるインターを間違えて気づけば山の中(うそん)
携帯のナビしかなくて電波はもちろん圏外ここに来るまでに道のりはなんとなく頭に入れた
でもこれはまずい
山道がすぎる
山道すぎる道中左手に山の家らしきところは確認していたから
不安が限界に来たところで引き返す対応してくたのはおじいちゃん2人
トイレも貸してくれたし
電話も貸してくれた「ここの温泉旅館に行きたいんです」
一通り説明をして3人で地図を見まくる
「ちなみにここはどこですか?」
「ここ?宮城だよ宮城!」
「うそー!」
とにかく3人で地図を見まくる
ここに行きたいならあーでこーで
おじいちゃん2人が熱心に意見を交わしあってくれる「ナビではこの道をずっと行けば着くはずなんです。
でも山道すぎて不安でいっぱいで……この道は繋がっているんですか?」「おう!繋がってる繋がってる!・・・俺は行った事ないけど」
とにかく地図を見ながら熱心に意見を交わしあってくれる
「108号線だ、108号線に出れば行ける!でも時間がかかるぞ」
「ちょっと待って下さい……この道をずっと行っても108号線に
行ける……んですよね?ほんとーにこの道は繋がっているんですよね?」「おう!繋がってる繋がってる!・・・俺は行った事ないけど」
「もう1度聞きます。本当にこの道は繋がっているんですね?」
「おおう!繋がってるよ繋がってる!・・・俺は行った事ないけど」
「分かりました!行きます!」
そして私は今秋田にいます
宮崎駿監督の君たちはどう生きるかを出発前に見ていたから
もうそれじゃんと思ってちなみに菓子折りを持っておじいちゃん2人にお礼に行きたいけれど
山道が怖すぎてこちら側から向かう勇気がありません人生で1度きり
あんな山道は人生で1度きり
それでいい以上冒険者より
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期待値2023年8月22日
宿泊施設はお客様の滞在時間が長いので
接客を学ぶにはとてもいいんじゃないか
と思っていたんですね目的を持って来たし
自分の店をブラッシュアップ出来るよう
動きをつけたという感じですお勤めは秋田県ですが連休をもらえたので
東北地方でずっと気になっていた宿泊施設
山形県鶴岡市のスイデンテラスに行ってきました建築は素晴らしい
至る所に紙管が使われていてそれがとても印象的
ここにも
あ、あそこにも……
これが坂茂さんの特色なんですね夕陽が沈む頃はテラスに
遅めにとった夕食は満月を眺めながらのレストランフロアで
環境に合わせるとはこの事でも一番印象的だったのはレストランサービスのお兄さん
私がドリンクに口をつけて頭をあげた時
まんまるの月が視界に入ったんですね携帯で今日は満月?と調べた頃に料理が運ばれてきて
「今日は満月ですね」
携帯の画面にちらっと満月って文字が見えたので(^^)」って
テーブルの脇に置いた携帯はちょうどお兄さんの目の前
私の期待値をぐっと引き上げてくれた素晴らしい接客でした
お料理と最高のロケーションと添えてくれたちょっとした一言で
とてもいい時間
花屋ならば素敵なブーケやアレンジはまずありきで
それをぐっと引き上げるにはやはり接客なんじゃないかなと
思います相性もあると思うので全ての人を満足させるというのは
難しいとは思いますが
人を感動させるのは人でしかない
私はコロナ禍でずっと人は人と関わるべきだと
なぜかずっと思っていました全てのものを息づかせるのは人
その向こう側には人がいるんだから扱い方を間違えない事がとても大事
たくさんの人がその本質をよく見極めれると
いいですねそれが何の為にあるのかを一旦考えるというか
物事には情熱を傾けて
人には配慮するそんな具合がいいのかな
私は温泉旅館のレストランサービスにいるので
お客様が旅をする時に求めているものは何かを
考えたりします
旅に美味しい料理は欠かせないもの
その時間をぐっと引き上げる為にちょっとした
口添えが出来たらなと思いますお客様はそれぞれが自分の満足を求めて時間を買いに来た
そう思うと迎える側が思うよりもずっとお客様の期待値は
高いところにある初めての1人旅かもしれないし
もう無いかもしれない家族旅行かもしれないし仕事はやはり流れ作業になってはいけないですね
人と人が対面する事の良さって確実にありますから花屋に持ち帰るものが今回の体験ではたくさんありそうです
まずは花ありき
今よりももっといい花を提供しなければ
そこも強く感じています