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立派なナイトに2023年10月23日
息子君がついに言ってしまいました
「俺の認めた男じゃなきゃダメだ」
娘の彼氏に猛烈に怒ってるわ…
「俺がマザコンでシスコンみたいに思われるだろうが!」
あっちにもこっちにも怒って大変そうですが
息子君は立派なナイトに育ってくれたようです「女の子には優しくしなさい」って言い聞かせていたのを
しっかり守ってくれたよね1番身近にいる私と娘を女性としてしっかり守る
息子の中にはそれが備わっているようです未来の奥さんが羨ましいなぁ
世界中が敵に回ってもきっとあなたを守ってくれます息子が小さな頃は娘が目に入れても痛くないって感じで
いつも優しく接してました
何をされても優しく優しく私が1度だけ息子に怒った時も娘が守ったんですね
娘に猛烈に怒られました「ママの子供でしょう!怒っちゃ…だめえぇぇぇえぇ泣!」
もう大人になった2人だけど
やっぱり巡るんですね与えて与えられて
自分の守りたいものがある
何度互いの涙を見たかなぁそれが良かったんだよね
共に生きた時間が私と子供達を育ててくれました
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娘の彼氏2023年10月14日
「私ワンピースとか着た方がいいかな⁈」
キッチンに一緒に立つ娘に聞いてみる
彼女のお母さんと言えばワンピースを着て
料理を振る舞いそうですわねと言うそんな風にした方がいいんじゃないかとあたふたして
娘失笑
「家で夕ご飯食べようって言ったのママだからね」
とりあえずタイトな白のニットスカートに変えて
彼氏を待ち構える階段を上がってきた汗
「初めまして!娘さんとお付き合いさせて頂いて
います。今日はありがとうございます。お邪魔します!」私はすまして
「いつも娘がお世話になってます」
頭を下げる
3人でご飯を食べて
「美味しいです!美味しいです!」
「お仕事は何をされてるの?」
彼氏に仕事の話を聞く
「自分の仕事についてこんなに喋ったの初めてです…」
私すっごく質問するからね
(残念ながらこのあたりで彼女のお母さん像から完全に
アウトしていました…泣)そのうちに息子も合流して彼氏は完全アウェー状態
私達はというと何の気を使う事もなく普段のやり取り
そんな中で彼氏はいたって普通にそこにいてくれました食べ終わりに
「アイス買いに行こうか」
と誰からだったか言い出して4人でコンビニに歩き出す
息子君は2人に聞こえないように
「なんかしゃらくせえ、俺は好きじゃない。」
そこ(弟)からそのセリフが出るなんて思わず
笑っちゃう私その後もぐちぐち何か言ってましたから
「案外お姉さん思いなんだね」なんて言って帰りに私と彼氏が2人の後ろを歩く形になり
「私はこういうのすごくいいなぁって思うんだよね。
みんなでアイス買いに行くなんて大前提で
仲良くなきゃしないじゃない?」「いいですね!家族でアイス買いに行くなんて俺した事
ないですもん。」あー良かった
ここで「はぁ…」
とか言われちゃったらもう会わない!って
息子に言ってた事でしょう…私この時でっかいミリタリージャケット羽織ってたんです
息子がね寒いからって貸してくれて私はねやっぱりこういうのがすごくいいなぁって思うんです
目には見えない家族の形をお互いに大切に育てる事が出来たという事かな
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5本のバラ2023年10月8日
土曜日の閉店前
この時間もう日は落ちて角にそっと立つ私の店は
お客様からどう見えているのかなぁ男性のお客様が西側の入り口から
「駐車場はどこにありますか?」
すぐにお花が必要そうでこの時間だから
脇に停めて大丈夫と説明をして店内に
入ってもらう用途を聞いたら
「感謝を伝えたい…もう別れちゃったけど」って
「お姉さんだったら何が嬉しい?」
お客様はとても上手に日本語を使って私と会話を
してくれました言葉以外で汲み取れるものがこの時は
たくさんあったから私も少し図々しく質問をしてしまいました
もちろん聞く姿勢を持って優しい色のバラをおすすめして
「本数で意味が変わるからちょっと調べますね(^^)」
5本にしました
あなたに出会えて良かったって5本の意味
一体どれだけの人が心から誰かを愛した事があるのだろう
今はそんな事を思っています形じゃないし
うまくいくとかいかないとかそういう事じゃなくて人の美しさっていうのはその人の心の内にある気がします
この時の彼の心が見えて…
泣いている気がしたんですよね
相手に合わせるだけじゃだめだって
そう決めれたのはその人に愛があるからこそ「ちゃんと話し合えた…?」
「本当の自分の心に素直にありのままに従った…?」
とても図々しく寄り添う花屋ですよね
力なく微笑んで言葉を発しなかった彼の姿に
ドラマを感じて恋愛は難しいよね
彼はとてもとても愛されているだけど彼も何度も難しいという言葉を使ってました
「今から渡しに行くんですか?」
「はい、今から行きます(^^)」
「そっか!行ってらっしゃいませ」
お互いに出会えて良かったっていつか思えますように
願いを込めて誰にもジャッジは出来ない
その人の気持ちはその人だけのものだからそれを私に見せてくれるっていうのが嬉しいよね
ここは特別な場所だなって思います