ブログ | FLOWERS ROOM | 静岡県袋井市にあるお花屋さん

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2023年12月の記事

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  • 少し前に息子が猛烈に怒ってた時があったんですね

    私への怒りではないんですが

    男の人の怒りの感情というのに
    付き合った事がある人はいるでしょうか

    話を聞くのにものすごいエネルギーを消費しました

    「こんな話あなたにしかしない、あなたはちゃんと
    聞いてくれるから」

    信頼感みたいなものかなぁ

    にしても疲れたわ…
    男の人の怒りのパワーって強い

    息子の言うちゃんと聞いてくれるっていうのは
    安易に否定をしないとか突き放さないとか
    そういうのが含まれてると思います

    自分の気持ちって差し出したら大切にしてもらいたい
    ものです
    丸めてポイって捨てられたら誰だって傷つくじゃない?

    話は戻りこの時の息子の話

    もちろん若さがあるし
    自分の感情のままにぶつかっていく経験が
    肥やしにはなるだろうけど
    私としてはちゃんと話せる相手がいる
    こうして親子でコミュニケーションをしっかり
    取れるのだからいつも一歩先を求めます

    こういう考えもあるよ?
    工夫は出来ない?

    親子間において導きというのは私は必要だと
    思っていてもう息子は19歳の年で自立してますが
    知らないうちに息子にとっての頼れる存在に
    なれてたなら良かった

    もうそんなに遠くない未来で私を追い抜くとは
    思いますがそれは楽しみに

    話の中で

    「君が高校生の時に私に言ってくれたでしょう?
    あなたには10言いたい事があっても2か3しか
    言ってないんだよって。それは今は出来ない?」

    そう言ったんです

    そしたら

    「それは俺にとってあなたはいい人だからだよ」

    くー泣
    優しさ

    8か7はしまっておく
    それが息子的優しさ

    最近息子が私の事を思って言わないんだろうな
    って事があって
    なぜそれを私が知ったかというと娘があっけらかんと
    言ってきたからで
    これが娘と息子の違いよね

    そんなの気にしたってしょうがないでしょ?
    娘はSO COOL!笑

    ちなみにこの2人のバランスに
    私はとっても救われてます

    大切な人がいる方は差し出された紙を大事に
    してあげて下さい

    丸めてポイってされたら
    その人はそれを拾い上げてシワを伸ばして
    また自分のポケットにしまわなきゃいけなくなる

    時間をかけて大事にした先にテレパシーが待っています

    10あっても2か3で

    それがお互いを思いやるという事だと思うな

    冬のブーケの写真と共に・・・

  • 娘の中学校卒業式の日

    体育館での式を終えて生徒も保護者も
    教室へ向かう
    みんなは自分の机に着席をして
    私達保護者はそれをとり囲むようにして
    教室の後ろと両端に立つ

    先生が
    「じゃあ1人ずつ卒業の挨拶をしよう」

    順々にそれぞれが自分の言葉で伝えていく

    その中で私が今も覚えている男子君の姿

    真面目で優しそうな子

    「僕は全然目立つタイプではなくて
    目立たない方のクラスでも大人しい部類っていうか
    そういうタイプです。」

    ・・・・・

    「でもこのクラスになって僕は変わりました。
    目立つ男の子達が僕も話に巻き込んで盛り上げて
    くれた。本当にこのクラスで最後の1年間を過ごせて
    良かったです。」

    ボロボロ泣きながら話す彼の姿に何人かのお母さんが
    もらい泣き

    私も泣きました

    自分の言葉で伝えるっていうのはこういう事だって

    中学生は多感な時期だから自分のありのままを
    出すというのはなかなか難しいだろうから余計に

    みんなの前で言ったっていう事は
    彼がその場に立った時に込み上げてきた
    本当のところっていうか

    あとは「目立つ男の子達」はきっと
    ちゃんと育ててもらったんだろうなぁって

    かっこいいなぁって

    本当に素敵な出来事だったから
    息子が中学1年生になった時に伝えたんです

    「私はその時の彼の姿にすごく感動したから
    あなたもクラスで誰も1人になる事のないように
    みんなを見なさい。あなたならそれがきっと
    出来る。」

    その時息子が何て答えたかは忘れてしまったけれど
    その年の3学期
    最後の通信表の先生の言葉

    「クラスで誰も1人になる事のないように
    みんなを見ていてくれました」

    自分の言葉を大事にする

    それを誰かに伝える
    話す
    言う

    ボロボロ泣きじゃくった男子君は
    自分のその姿が誰かに影響を与えている
    なんて思いもよらないだろうけど

    それでいいんだよね

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