ブログ | FLOWERS ROOM | 静岡県袋井市にあるお花屋さん

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2024年08月の記事

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  • 自分の店って人にどう見られているか
    分からないもの

    毎週水曜日は目の前の図書館と一緒に19時まで
    明かりが灯る当店

    買い出しがあって少し留守にしました
    駐車場から店に向かって歩きながら
    明かりの灯るその景色が目に入り

    「いいじゃん。」

    自分の店だからじゃないよ
    そういう事じゃなくそこにある景色として
    とても良かった

    あるTV番組で奈良のお店のオーナーさんが
    こんな事を言ってました

    「流行りとか一過性じゃなくて1000年とか
    そういう長い時間の中でこれをやる事がどういう
    事になるのかって・・その視点が奈良の歴史ある
    風土に合ってるんだと思います。」

    めっちゃ素敵

    視点が全然違う

    それが頭のどこかにあったのか
    自分の店を街の中にある景色として見た時に

    ここに店がある事で誰かに影響を与えられてるかとか
    何かの為になってるのかとかやっぱりそういう
    視点になりました

    ただでさえ自分の好きなようにやっている
    それを求めて来てくれる人がいる

    その上でFLOWERSROOMの存在意義って何なの?
    何だかガッチガチの・・・笑

    私って学歴もキャリアもないんですね
    それをずっと自分の足枷のように思っていました
    お店を立ち上げる時に自分の存在意義を仕事で
    見出したいっていうのが強くあって

    でももうそんなに気にしなくてもいいのかも
    しれない

    こんな風に考えを深めて目の前にいる人が
    素晴らしい学歴とキャリアをお持ちでも
    臆する事なく自分を提示出来る
    本当に度胸があるわよ笑

    ※うーんいい意味で相手がどう思うかを
    全く気にしてないのかも
    相手がどう思うかはコントロール出来ないから

    それに対して相手の方は一生懸命言葉を選んでくれる
    それが最近はとっても嬉しいんです

    他者や社会との関わりは私にとってはとても大事なもの
    自分さえ良ければいいというのは何だかとっても
    狭い世界のように思うんですよね

    自分の世界の中にいるだけじゃだめですね
    店の見え方が分からないから
    そこも含めて考える事が出来たら
    もっと洗練されるんだろうなぁ
    そういうのがいいな

  • 雨が降ったり止んだり
    時折雷も

    自然の脅威にさらされる日々が続きますね

    ホテルでのお仕事
    1つの箱に100人程が滞在をしている
    その場所と時間は私にたくさんの事を
    教えてくれます

    自営の私にとってはとにかく社会勉強のようなもの

    いや趣味かな
    興味がある

    先日もバーのカウンターでお酒やおむすびを出しながら
    隣には20代のバイトちゃん

    目の前には関東からいらっしゃった
    ビジネスマンのおじさま達
    なんでも既存の浜松のお店を閉めて新たに場所を変えて
    2店舗出店の運び

    そのなんちゃらでなんちゃらだそう(割愛)

    本当に全国から色んな目的でお客様がいらっしゃって
    これでもかというくらい多様な生き方や考え方を
    見聞きさせてもらっています

    今目の前にいる人との時間を大切にする
    その手段であるコミュニケーションの術は
    20代と40代では違いがあって
    この日のフォーメーション?はとても面白いものでした

    社会って自分と違う人と関わる事
    普段は自分の世界を作っていく事ばかり考えて
    いるからとても新鮮

    これはどういう事?と思う事だって私の主観なだけだし
    とかね

    昨今は若い子の教育が難しいという声を至るところで
    聞きますがこの日なんとなく思ったのが
    自分を提示するしか出来ないという事

    もう働く事の概念すら違うのだから
    勝手にこっちの考えを喋って
    向こうが取捨選択するだけって感じ

    「その考え私いいと思います!」
    「前に話されていたの聞いていいなって思ったんです」

    そうやって20代前半の女の子が
    言ってくれたりするんですよね

    仕事場ですけど若い子達はいい意味で
    身軽な考えを持っているし
    なんでも取捨選択が自由に出来るという事を選んでいるから
    自分にとっていいものはいい、いやなものはいや
    仕事もプライベートも何でもボーダーレスに

    そんな感じかなと見ています👓

    多様性って言葉は自分で当たりに行かないと
    理解出来ないですよね
    肌感でいいと思います

    そういえば子育てにおいても結局自分を提示するしか
    出来ないって学んだなぁ・・・

    全ての人が自分らしくいられますように

    目の前にいる人に真摯に向き合う事
    それは自分を提示する事でもあると思います

    ていうかこんなにスタッフとお客様がコミュニケーションを
    とるビジネスホテルって他にあるのかな笑

  • 今週は夏季休暇を頂いております

    この夏は花屋とホテルを行き来して社会勉強を
    している感じ

    ホテルのお客様のみならず一緒に働く社員さんや
    スタッフの面々

    年齢も性別も前職もさまざま

    そして組織の中に身を置く事
    チームで動く事

    それらはお店では叶わないので新鮮だし
    自分の人間的な現在地点を客観的に見れるいい機会

    たくさんの人が同じ場所にいる状況で
    角が立たないように立ち振る舞う事は
    とても大事だと思うんですが
    それを気遣えるかとか

    よく考えます

    先日は他県から女性社員さんが何日か
    ヘルプに来てくれたんですが最後に

    「何かあったらいつでも電話下さい(^^)
    社員の愚痴でも何でも!笑
    私はほぼほぼ〇〇ホテルにいるので」

    そう言ってくれて

    まだ若い社員さん
    そういう気遣いとか配慮が出来るって素晴らしいなと
    思いました

    ちゃんと上の人に育てられたんだなーって
    仕事の指導を受けながらそれが伝わってきました

    だからやっぱり人は
    与えられたものは与えられるようになるんだなぁ

    その上の人はある時女性社員さんを遠目に見ながら
    「大変だったと思うけど彼女はよくついてきてくれた」
    ってボソッと言っていて・・

    それを本人にこっそり伝えたら
    とっても嬉しそうにしてました

    「そんな事言ってたんですか?
    じゃあますます頑張らないといけないですね」って

    今は退職代行なんて言葉もあるくらいの時代ですが
    続ける事も大事ですよね

    何の為に仕事をするかって
    お金も自分の為も超えて手にするものってあるから

    それを見に行くのもいいよね

    社会の中に身を投じておむすびのように
    あまり角は立たずバランスの取れた人になりたいな
    と改めて思うのでした。

    コロコロ。