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二極化する世界2023年9月6日
東北に来て早1か月半
宿泊施設でのお勤めはとても有意義なものになっています
レストランサービスはおもてなし部門個室にお料理を運ぶのでご案内から
最後のデザートまでの時間で
お客様に時間をかけて向き合えますビジネスにおいてのサービスとは何かを調べると
「顧客に対して提供される付加価値」
と出てきたんですね1度朝食時に女性1人で宿泊のお客様の対応をして
「いいですね、1人旅(^^)私も1人旅よく行くんですよ」
そうお伝えしたら
「実は初めての1人旅なんです!なぜか思い立って!
もうくせになっちゃいそうです(^^)」このやり取りの瞬間に
あ……これは絶対に忘れちゃいけないなって提供する側は毎日の事だけどお客様にとっては特別な時間で
特別な日でそう
初めての1人旅かもしれないし
1年に1度の大切な日かもしれないし提供する側とされる側のこの差をどれだけ近づける事が
出来るかは「配慮」
これに尽きると思います
たった一言の言葉を添えるだけがいい時もあると思うんですよね
与えるだけがサービスではないというか……これは割と重要で難しいと思うんですが
女性は得意とするところだと思います聞く力とあとは細かいことに気づく事が出来る
時代は変わり……
目に見えないものに価値を見出す人の意識は高まっていてそれとは逆にますます便利な時代になって
自分の思い通りにいく事(しかも時間をかけずに)を良しとする人ももちろんいる二極化する世界
それは今はまだ未知数で始まったばかりだから
これって子育てにも通ずるところがあると思うんですよね
最近は家族間での事件がとても多い……
配慮しましょう
この人の生きる世界を自分も生きてみたい
そんな風に誰かに思ってもらえるように子供は自分の所有物ではありませんから
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9月レッスンのご案内2023年9月1日
9月レッスンのお知らせ
秋の花材でバスケットアレンジを作ります
実物やカラーリーフなどなど
生花に触れる機会と個性的な花材を楽しんで頂けるようご用意致します※花材は当日の仕入れで変更があります
日時 9/17(日) 10:00〜/14:00〜
9/20(水) 14:00〜金額 5500yen(レッスン費込)
持ち物 切り花用ハサミ
お申し込みはHPのオーダーからレッスンで入力をお願い致します
皆さまのご参加をお待ちしております
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1か月前の事2023年8月26日
ちょうど1か月前
静岡から秋田への道のり700キロ
関東より上を運転した事は無い休憩をこまめに取り仮眠もする
かなりの余裕を持って出発不安は的中せずに
歌を歌いながらふふふんふんなんならもっと走れるわよとなり
今思えばなぜそんなに体力が維持出来たのかが
不思議気が抜けた
降りるインターを間違えて気づけば山の中(うそん)
携帯のナビしかなくて電波はもちろん圏外ここに来るまでに道のりはなんとなく頭に入れた
でもこれはまずい
山道がすぎる
山道すぎる道中左手に山の家らしきところは確認していたから
不安が限界に来たところで引き返す対応してくたのはおじいちゃん2人
トイレも貸してくれたし
電話も貸してくれた「ここの温泉旅館に行きたいんです」
一通り説明をして3人で地図を見まくる
「ちなみにここはどこですか?」
「ここ?宮城だよ宮城!」
「うそー!」
とにかく3人で地図を見まくる
ここに行きたいならあーでこーで
おじいちゃん2人が熱心に意見を交わしあってくれる「ナビではこの道をずっと行けば着くはずなんです。
でも山道すぎて不安でいっぱいで……この道は繋がっているんですか?」「おう!繋がってる繋がってる!・・・俺は行った事ないけど」
とにかく地図を見ながら熱心に意見を交わしあってくれる
「108号線だ、108号線に出れば行ける!でも時間がかかるぞ」
「ちょっと待って下さい……この道をずっと行っても108号線に
行ける……んですよね?ほんとーにこの道は繋がっているんですよね?」「おう!繋がってる繋がってる!・・・俺は行った事ないけど」
「もう1度聞きます。本当にこの道は繋がっているんですね?」
「おおう!繋がってるよ繋がってる!・・・俺は行った事ないけど」
「分かりました!行きます!」
そして私は今秋田にいます
宮崎駿監督の君たちはどう生きるかを出発前に見ていたから
もうそれじゃんと思ってちなみに菓子折りを持っておじいちゃん2人にお礼に行きたいけれど
山道が怖すぎてこちら側から向かう勇気がありません人生で1度きり
あんな山道は人生で1度きり
それでいい以上冒険者より
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期待値2023年8月22日
宿泊施設はお客様の滞在時間が長いので
接客を学ぶにはとてもいいんじゃないか
と思っていたんですね目的を持って来たし
自分の店をブラッシュアップ出来るよう
動きをつけたという感じですお勤めは秋田県ですが連休をもらえたので
東北地方でずっと気になっていた宿泊施設
山形県鶴岡市のスイデンテラスに行ってきました建築は素晴らしい
至る所に紙管が使われていてそれがとても印象的
ここにも
あ、あそこにも……
これが坂茂さんの特色なんですね夕陽が沈む頃はテラスに
遅めにとった夕食は満月を眺めながらのレストランフロアで
環境に合わせるとはこの事でも一番印象的だったのはレストランサービスのお兄さん
私がドリンクに口をつけて頭をあげた時
まんまるの月が視界に入ったんですね携帯で今日は満月?と調べた頃に料理が運ばれてきて
「今日は満月ですね」
携帯の画面にちらっと満月って文字が見えたので(^^)」って
テーブルの脇に置いた携帯はちょうどお兄さんの目の前
私の期待値をぐっと引き上げてくれた素晴らしい接客でした
お料理と最高のロケーションと添えてくれたちょっとした一言で
とてもいい時間
花屋ならば素敵なブーケやアレンジはまずありきで
それをぐっと引き上げるにはやはり接客なんじゃないかなと
思います相性もあると思うので全ての人を満足させるというのは
難しいとは思いますが
人を感動させるのは人でしかない
私はコロナ禍でずっと人は人と関わるべきだと
なぜかずっと思っていました全てのものを息づかせるのは人
その向こう側には人がいるんだから扱い方を間違えない事がとても大事
たくさんの人がその本質をよく見極めれると
いいですねそれが何の為にあるのかを一旦考えるというか
物事には情熱を傾けて
人には配慮するそんな具合がいいのかな
私は温泉旅館のレストランサービスにいるので
お客様が旅をする時に求めているものは何かを
考えたりします
旅に美味しい料理は欠かせないもの
その時間をぐっと引き上げる為にちょっとした
口添えが出来たらなと思いますお客様はそれぞれが自分の満足を求めて時間を買いに来た
そう思うと迎える側が思うよりもずっとお客様の期待値は
高いところにある初めての1人旅かもしれないし
もう無いかもしれない家族旅行かもしれないし仕事はやはり流れ作業になってはいけないですね
人と人が対面する事の良さって確実にありますから花屋に持ち帰るものが今回の体験ではたくさんありそうです
まずは花ありき
今よりももっといい花を提供しなければ
そこも強く感じています
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