ブログ | FLOWERS ROOM | 静岡県袋井市にあるお花屋さん

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  • 周年記念のドリップパック

    お渡しのトップバッターのお客様は
    昨年末に亡くなられた甥っ子ちゃんの
    枕元に置くアレンジを注文して下さった方

    アレンジを作る時に頑張ってよー
    頑張ってよーって何度も花達に言い聞かせてました

    行き場のない悲しみがさまよわないように
    支えてあげなきゃいけない
    お空にちゃんとのぼっていけますように
    祈って祈って手を動かす

    お受け取りから帰られる際
    お客様の背中が下を向いているように
    見えてそっと手を当てました

    「またお店に来て下さいね」

    涙が溢れるお客様
    みんな悲しい

    でもいきさつを少し伺ってお父さんとお母さんを
    みんなで支えて欲しい

    私はそんな気持ちになってしまって・・
    これは私の主観かもしれない
    エゴと言うのかな

    だけどもそれしか真実はない
    その時その場所で自分がどう感じたか
    どう思ったか

    決して押し付けにならないようにそれを持って
    人と接していく

    人の気持ちは分からないんです
    分かった気でいちゃいけない
    自分の事を知り続けていく事が
    そもそも人と関わるという事のように
    思います

    年が明けて少し経った頃にお母さんも
    お花を買いに来てくれました

    息子さんに思いを馳せながら花を選ぶ姿
    時折笑顔も見られて
    私はほっとしながらも自分の力不足のような
    ものを感じてました

    かける言葉がなかなか見つからない

    そしたら・・・花達が助けてくれました

    お母さんが1番最初に選んでくれた花は松

    それをね

    「この松息子が見たらきっと反応すると思います(^^)」

    そう言って・・・

    私その日のオープン前にバケツに入った松が目に止まって
    お正月過ぎたけど松ってなんかいいよね
    きれいだよねと思って店頭の花瓶にさしたんです

    良かった
    その後も花を選びながら言葉をのせていってくれるお母さん
    その思いがちゃんと花にのっていくんだと思うんです

    花達はお母さんと一緒に帰ったらただ咲き続けるだけで
    きっと時間を与えてくれる

    もしかしたらお客様によって店だけが成長をして
    私が追いついてないのかもしれない

    だから花に助けられた

    最近はそんな事を思っていますよ
    そんな景色です

    目の前にいる人が笑顔でいる事が本当に重要で
    優しさは立ち上がっている人にしか・・
    握り返してくれるその手がないと差し出せない気がします

    だけども人は悲しみにくれたり途方もなく辛くなる事も
    あるからそんな時は見守る事
    そばでも遠くでもいい
    待つ事

    店主も頑張ってもう少し成長しなきゃね
    今年はボランティアとかやった方がいいかなと
    肌感覚でなんとなく思っています

  • 今年もたくさんのお客様に足を運んで頂き

    無事に年内の営業を終える事が出来ました

     

    来月1月20日でFLOWERSROOMは9周年

    私は本当に運が良かった

    そして素敵なお客様に囲まれて今もお店が

    続いています

     

    今年は(特に後半)感謝の年となり10年を前に

    原点回帰をしたように思います

    今目の前にいるお客様を大切にしよう

    そこに私が花を扱う理由がある

     

    それが分かってからはお店を外側から見るよう

    意識づけをしていました

    この店が人の生活の中でどう役に立っているか

    提供する側である限りそこを考えないと

    お店の発展はないように思うんですね

     

    自分の意識が変わると見える世界も

    変わってくる

    年齢も性別も職業も障がいがあるないも関わらず

    色んなお客様との関わりの中で私自身たくさん

    勉強をさせてもらいました

     

    そしてそれをまた別のお客様との会話や

    発信ツールを通してシェアしていく

     

    結局私はこの店や花を使って

    人に何か寄与したいんだと思います

     

    その方が楽しいじゃない?

    純粋に人に興味があって誰かと関わり合う事で

    精神的な豊かさを得られるという事を

    知っているからだと思います

     

    フィールドは違えど世界線は同じ

    そんな人達と関わり合いながら

    来年も豊かで穏やかな年になりますように

     

    皆様も良いお年をお迎え下さい

    2024年ありがとうございました♡

     

  • 随分と寒くなってきましたね
    お客様の上着も私の上着ももこもことしてきました

    日頃よりたくさんのお客様にご利用頂き
    こうして自分の思う形で花を扱えている事が
    本当に嬉しいです

    FLOWERSROOMという場所のおかげで私は
    かなり魂に沿った生き方が出来ている
    この仕事が合っています

    私が花屋を一生やろうと思ったきっかけは
    ある親子の姿

    中学生くらいの男の子とお父さん
    母の日に向けてお母さんへのギフトをどれにしようか
    悩んでいる2人の姿に感動しちゃったんですよね

    自分ももう子供がいたからその場にはいない
    お母さんへ思いを馳せて

    「こんなに悩んでもらってお母さん幸せだなぁ」って

    こんな景色を一生見ていたい

    そこから10年以上が経ち今もブレない軸が
    私が花を扱う理由です

    だから色んな人の気持ちに触れる

    ある調査によると人は年代が上がるにつれ
    「他者より自分の考えを重視する」
    「人づきあいは相手を絞らず需要的」

    という傾向が高く出るらしく
    私はまさに40代で人との関わり方がその傾向にあって
    心がちゃんと開いています

    だからいつも人の話を聞いて自分の心に聞いてます
    自分にとっての幸せの形は何かを

    ここで涙する女性をたくさん見ますが
    結婚や出産はデリケートなものをたくさん
    含んでいてその人にしか分からない部分がたくさんある

    離婚もそうですね
    子育てもそう

    私は子供達を育てあげた頃に離婚をしましたが
    再婚願望もあるし子供だって産みたいと思ってるんですね

    ほとんどの女性は子育てはもういいって言うみたいですが
    私はいいなぁって今も思う

    離婚であんなに苦しんだのに
    なんだか矛盾してる気もして
    でもいいなぁってやっぱり思う

    自分の好きになった人がもし結婚にも子供にも興味がない人
    だったら私は悲しくなると思う
    そこに期待も希望も持っていないのは寂しいって
    それが良い悪いの話じゃなくてね

    また望むというのは1つ私には子供達をちゃんと育て上げたという
    成功体験があるからなんだと思います

    20年を共にして誰かと関係を築き上げる
    そのホームとなる場所に期待や希望を持つ自分でいたいよね
    そういうところにあたたかさみたいなものを
    感じていたいよね

    そっかだから離婚したんだなぁ

    というか喜びも悲しみも全部携えて前を向く
    それが私の人生スタイルなんでしょうね

    大前提女性として好きな人の子供を産むというのは
    とても幸せな事だと思いますし

    自分で自分の事をジャッジしてしまいがちですが
    自分がどうしたいか
    それを素直に持ち続ける事が救いだし望みですよね

    今どんな状況にあってもそれを大事にすればいいんです

    きのうはある女性の涙を見て私も泣きそうに
    なってしまいました

    その人にとっての幸せの形がある
    何が幸せかってその人にしか分からない

    でもちゃんと言葉の奥にしまわれています
    だから私も慎重に自分の引き出しから言葉を
    選びとる

    自分の経験も無駄じゃなかったなぁ
    今目の前にいる人に寄り添えるっていうのは
    良かったなぁって思います

    みんなみんな幸せになろうね

  • 今日もまた女性のお客様が泣いてしまいました・・・

    私が女性として母として仕事人として
    自分を体現し続ける場所でたくさんのお客様の涙を見てきました

    この場所に流れる空気なのか私が発する言葉なのか・・
    何かがその人の張り詰めた心に小さな穴を開けるみたい

    私も同じ涙を流した事があるので
    きっと大丈夫なんだと思います

    ママさんみんなみんな頑張っています
    仕事もし育児もし家事もする

    どれだけ社会の制度が整ったとしてもこの涙を
    拭う事は出来ないような気がして

    それだけ母親になるという事は孤独な事です
    うまくいかない
    頑張れない

    それを責める人はいないから大丈夫です

    日本は察するとか空気を読むとかで無意識に人の目を
    気にしたり誰かと比べたり・・

    だけどもよく見て下さい
    目の前にいる我が子はあなたを選んでこの世に生まれて
    きました

    だから頼りましょう
    自分という人間を提示し続ける事が一緒に生きるという
    事です

    うまくいかない
    頑張れない

    そんな時もあるという事を教えてあげなくてはいけません
    誰かを頼っていいんだよ

    それを体現する事で子供も誰かを守るという事を
    知る事が出来る

    他者との関わりの基盤はそこにある

    誰かを頼り守れる人
    最高だね♡

    私自身も子供達に頼りまくってきました
    何かあった時はお互いに手を差し伸べて
    「大丈夫だから」と言い合える関係だったように思います

    子供達の目の前で土下座しながら号泣した事もありました

    どうしても自分の夢を掴みたかったから

    子供達に迷惑をかけてまで自分の人生に
    しがみついているのが情けなくて

    葛藤や矛盾
    言葉に出来ない思いは涙となって
    私の目から溢れ出たんだと思います

    それを当時小学校低学年だった娘が
    どこにもこぼれ落ちないようにすくってくれました

    「大丈夫だから。ママは自分の夢に向かって頑張ればいい。」

    自分という人間を提示し続ける事が一緒に生きるという事
    それは今目の前にいる相手との信頼を築くためです

    人は1人では生きていかれませんから
    本当はそれだけでいいんです

    花があるとほっとしてみんな泣いちゃうね

    女性として生まれてきて良かったって
    たくさんの女性が思えますように

    うまくいかない
    頑張れない

    道の途中はそれでいいんだと思います

    光は影を持ってこそ光るんだから

  • 「子供に怒る事とかあるの?」

    私これ本当によく聞かれますがほとんど無いかも
    しれないです

    逆にそんなに怒らなきゃいけない事あるかな・・

    この前23歳の娘がぽろっと言ったんですよね
    彼氏がいるので私より大切な人を見つけたんだね
    なんて話をしたら

    「ママより大切な人なんてこの世にいるわけない。
    本当はママとは24時間365日一緒にいたいんだよ」

    って

    23歳がそんな事言うなんてと一瞬思ったんですが
    魂レベルではそうなのかなぁって

    空の上からこの人をお母さんにする!って
    決めて降りてきてるってよく聞きますから
    子供達は魂レベルではそこまでを望んで
    降りてきてるんだろうと思います

    この手から離れるまでの20年を共に過ごし
    最後は娘の言ったようなところまで到達するのかも
    しれないですね

    今は女性も働く時代
    家事も育児もして働くのは大変な事です
    私もそれを乗り越えてきましたが
    振り返ってみても子育てが大変だったとは
    全く思っていません

    共に生きる
    それだけ

    イライラして怒鳴られたら子供の魂は
    きっと傷つくはず

    ああしなさいこうしなさいは
    ああしてほしいこうしてほしいという
    親のエゴかもしれないですしね

    女性は強いですから出産の痛みにも
    耐える事が出来ます

    その後は優しさを学ぶ時なのかもしれません

    時間は全ての人に平等に与えられていますから
    同じ時を過ごすならなるべく笑顔で誰かを大切に
    思って生きていきたいですよね

    その姿を子供は見ています
    そして親がするように子供もする

    写し鏡です

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