ブログ | FLOWERS ROOM | 静岡県袋井市にあるお花屋さん

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  • 今日もまた女性のお客様が泣いてしまいました・・・

    私が女性として母として仕事人として
    自分を体現し続ける場所でたくさんのお客様の涙を見てきました

    この場所に流れる空気なのか私が発する言葉なのか・・
    何かがその人の張り詰めた心に小さな穴を開けるみたい

    私も同じ涙を流した事があるので
    きっと大丈夫なんだと思います

    ママさんみんなみんな頑張っています
    仕事もし育児もし家事もする

    どれだけ社会の制度が整ったとしてもこの涙を
    拭う事は出来ないような気がして

    それだけ母親になるという事は孤独な事です
    うまくいかない
    頑張れない

    それを責める人はいないから大丈夫です

    日本は察するとか空気を読むとかで無意識に人の目を
    気にしたり誰かと比べたり・・

    だけどもよく見て下さい
    目の前にいる我が子はあなたを選んでこの世に生まれて
    きました

    だから頼りましょう
    自分という人間を提示し続ける事が一緒に生きるという
    事です

    うまくいかない
    頑張れない

    そんな時もあるという事を教えてあげなくてはいけません
    誰かを頼っていいんだよ

    それを体現する事で子供も誰かを守るという事を
    知る事が出来る

    他者との関わりの基盤はそこにある

    誰かを頼り守れる人
    最高だね♡

    私自身も子供達に頼りまくってきました
    何かあった時はお互いに手を差し伸べて
    「大丈夫だから」と言い合える関係だったように思います

    子供達の目の前で土下座しながら号泣した事もありました

    どうしても自分の夢を掴みたかったから

    子供達に迷惑をかけてまで自分の人生に
    しがみついているのが情けなくて

    葛藤や矛盾
    言葉に出来ない思いは涙となって
    私の目から溢れ出たんだと思います

    それを当時小学校低学年だった娘が
    どこにもこぼれ落ちないようにすくってくれました

    「大丈夫だから。ママは自分の夢に向かって頑張ればいい。」

    自分という人間を提示し続ける事が一緒に生きるという事
    それは今目の前にいる相手との信頼を築くためです

    人は1人では生きていかれませんから
    本当はそれだけでいいんです

    花があるとほっとしてみんな泣いちゃうね

    女性として生まれてきて良かったって
    たくさんの女性が思えますように

    うまくいかない
    頑張れない

    道の途中はそれでいいんだと思います

    光は影を持ってこそ光るんだから

  • 「子供に怒る事とかあるの?」

    私これ本当によく聞かれますがほとんど無いかも
    しれないです

    逆にそんなに怒らなきゃいけない事あるかな・・

    この前23歳の娘がぽろっと言ったんですよね
    彼氏がいるので私より大切な人を見つけたんだね
    なんて話をしたら

    「ママより大切な人なんてこの世にいるわけない。
    本当はママとは24時間365日一緒にいたいんだよ」

    って

    23歳がそんな事言うなんてと一瞬思ったんですが
    魂レベルではそうなのかなぁって

    空の上からこの人をお母さんにする!って
    決めて降りてきてるってよく聞きますから
    子供達は魂レベルではそこまでを望んで
    降りてきてるんだろうと思います

    この手から離れるまでの20年を共に過ごし
    最後は娘の言ったようなところまで到達するのかも
    しれないですね

    今は女性も働く時代
    家事も育児もして働くのは大変な事です
    私もそれを乗り越えてきましたが
    振り返ってみても子育てが大変だったとは
    全く思っていません

    共に生きる
    それだけ

    イライラして怒鳴られたら子供の魂は
    きっと傷つくはず

    ああしなさいこうしなさいは
    ああしてほしいこうしてほしいという
    親のエゴかもしれないですしね

    女性は強いですから出産の痛みにも
    耐える事が出来ます

    その後は優しさを学ぶ時なのかもしれません

    時間は全ての人に平等に与えられていますから
    同じ時を過ごすならなるべく笑顔で誰かを大切に
    思って生きていきたいですよね

    その姿を子供は見ています
    そして親がするように子供もする

    写し鏡です

  • 先日の定休日

    ホテルのフロントのバイト
    社員さんに指示されてシャワーカーテンについた
    カビを洗い流す

    洗濯バサミでパチパチパチ
    ホテルの裏のフェンスにかけた4、5枚のシャワーカーテン
    わりと風があってチェックインまでには乾きそう

    あまりきれいじゃない浜松の街中の路地裏が
    その向こうに見える

    これって誰にも気づかれない仕事だなぁなんて
    思って何だかとってもエモーショナルな時間

    私は店でお客様にチヤホヤされているので
    このコントラストなるものがとても大事だと
    思うんですね

    自分が置かれている状況からしか物事を見れないので
    あれば見落としが必ずある

    マイノリティとマジョリティが混在するシーンは
    いつ発生してもおかしくないわけでそのはざまみたいな
    ところで苦しむ人に気付ける自分でいたいなと思うんです

    私いつもパトロールしてます
    いい気になってる人いないかなって笑

    いたからって何もしないんですけど・・
    私の主観だし・・・

    これからは個人の自立がとても大事になってくると
    思うので共存するってとこも一緒に考えていかなきゃ
    いけないですよね

    他者を理解する為に光と影の体験値を持っているかどうか

    全ての人に成功体験のようなものが必要で
    誰かに認めてもらうとか必要とされたとか

    それがその人を強くしていくんだと思うから

    そんな事を考えてます

  • 花屋の店主は人との関わりについて思いを巡らせています
    日本には本音と建前という言葉がありますね

    本音はその人が本心から言う嘘偽りない言葉

    建前は相手の気持ちを汲み
    不快感を与えないように配慮する事

    現代ではなかなかこの使い分けや意味を
    正確に捉える事が難しくなってきています

    SNS上で顔も知らない相手に本音をばんばんぶつける
    その人のパーソナルな部分が剥き出しになって
    捉える空気もそこにはない

    そのやりとりを見にいく人もいたりして

    人には承認欲求というものが備わっていて
    誰もが自分という存在価値を誰かに何かの形で
    伝えてもらいたいんだと思うんです

    リアルな体験を得るという機会が減っていって
    素晴らしき日々の為の心と体のレッスンもままならない

    「自分がどう思ったか」が全てだと思うんです
    その瞬間をしっかりと握る事
    持ち続ける事
    誰かにぶつけるものじゃなくて
    本音も建前も超えた信頼を得るという事

    過去にも何度か書いた夏の児童クラブで出会った
    男の子

    自分以外の全てを敵のように見て
    思い通りにいかない時は牙を剥き出しにする

    この子は何も悪くない
    それだけを思ったのを今でも覚えています

    すごいね
    嬉しいな
    ありがとう

    そう言う機会はいくらでもありました
    ちゃんと見てあげればいくらでもある

    ほとんどの人は普通以外のものにレッテルを貼る
    それが良くない

    人の事は分からない
    だからちゃんと自分の目で見てあげなきゃ

    徐々にほぐれていったその子の心の中は
    優しさでいっぱいでした

    「あ?何?先生今日コンビニ?
    だめだよちゃんと作んなきゃ!」

    「今日時間なくてさー!
    明日はちゃんとお弁当作ってくるね!
    気にかけてくれてありがとう(^^)」

    照れた顔を今でも覚えています

    ミサンガも

    「あーはい!」

    「わー!長ーい笑!嬉しいーありがとう♡」

    その日からずっと首にぶら下げてました

    その気持ちが嬉しかったんだよって
    大事に持ってるんだよって
    その子に知って欲しかったから

    もうそこには本音も建前も必要のない
    信頼があるじゃない?
    私の首にぶら下がってるんだから

    最後の日は全然そばに来てくれなくて
    遠くの方で石ころ蹴飛ばしながら

    「あーはいはい。さようなら!」

    「ちゃんと挨拶したいから先生の前に来てー笑!」

    そんな感じでした

    人には他者の存在が必要です
    そこにいる
    それだけでいいんだって誰かに何かの形で伝えて
    もらいたい

    本音も建前も超えて信頼が欲しいんだから

    そういう体験を多くの人にしてもらいたいなと
    思います

    そう
    ミサンガは今も手にするととってもとっても
    あたたかいです

  • 自分の店って人にどう見られているか
    分からないもの

    毎週水曜日は目の前の図書館と一緒に19時まで
    明かりが灯る当店

    買い出しがあって少し留守にしました
    駐車場から店に向かって歩きながら
    明かりの灯るその景色が目に入り

    「いいじゃん。」

    自分の店だからじゃないよ
    そういう事じゃなくそこにある景色として
    とても良かった

    あるTV番組で奈良のお店のオーナーさんが
    こんな事を言ってました

    「流行りとか一過性じゃなくて1000年とか
    そういう長い時間の中でこれをやる事がどういう
    事になるのかって・・その視点が奈良の歴史ある
    風土に合ってるんだと思います。」

    めっちゃ素敵

    視点が全然違う

    それが頭のどこかにあったのか
    自分の店を街の中にある景色として見た時に

    ここに店がある事で誰かに影響を与えられてるかとか
    何かの為になってるのかとかやっぱりそういう
    視点になりました

    ただでさえ自分の好きなようにやっている
    それを求めて来てくれる人がいる

    その上でFLOWERSROOMの存在意義って何なの?
    何だかガッチガチの・・・笑

    私って学歴もキャリアもないんですね
    それをずっと自分の足枷のように思っていました
    お店を立ち上げる時に自分の存在意義を仕事で
    見出したいっていうのが強くあって

    でももうそんなに気にしなくてもいいのかも
    しれない

    こんな風に考えを深めて目の前にいる人が
    素晴らしい学歴とキャリアをお持ちでも
    臆する事なく自分を提示出来る
    本当に度胸があるわよ笑

    ※うーんいい意味で相手がどう思うかを
    全く気にしてないのかも
    相手がどう思うかはコントロール出来ないから

    それに対して相手の方は一生懸命言葉を選んでくれる
    それが最近はとっても嬉しいんです

    他者や社会との関わりは私にとってはとても大事なもの
    自分さえ良ければいいというのは何だかとっても
    狭い世界のように思うんですよね

    自分の世界の中にいるだけじゃだめですね
    店の見え方が分からないから
    そこも含めて考える事が出来たら
    もっと洗練されるんだろうなぁ
    そういうのがいいな

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