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サードプレイス2024年6月9日
初めましてのお客様から
「何だか自分の話たくさん喋ってしまって
すみません汗」「あーどうしよう話したい事たくさんある!」
こんな言葉が出る
私は色んな人がいて色んな人生がある
それ自体を純粋にいいなぁと思っているので
何かそれに触れるとっかかりがあればズバッと
話を聞きに行きます興味があるんですよね
みんなどんな景色を見ているのかなぁって
相手の世界にリアルなコミュニケーション体験の時間を
通して入り込むみたいな感じです興味があって色んな情報を持っていれば割とスッと
入れますそれを1つのコミュニティと言っていい気がする
サードプレイスという言葉がありますよね
ウィキペディアで調べてみるとFLOWERSROOMはサードプレイス的要素が結構ある👀!
店舗を構えるというのは大変な事だし
最近はどちらかと言えば提供する側の都合に合わせて
お客様が足を運ぶスタイルが多くなってきていますよね私は自分もお店も開いている状態がいいなと
思っていて人の営みの中にこの店があり
人々が行き交っていくだからドラマチックな景色が生まれているんだと
思っています閉店間際に別れた恋人に花を贈りたいと言って
日系ブラジル人の男性が来るとか仕事で色々あって
「私ストレスが溜まってたからここに来たい来たい
と思ってたんだ」
独り言のように美人なお姉さんがそう言い残して
帰っていくとか泣いちゃう女の人はほんとに多いし
行けば私がいる
お店を開け続ける事が信頼となって
「ここに来ると安心するんですよね」と
言ってもらえるとか年齢も性別も立場も来店回数も関係なく
この店に入ったらもうこっちのものって感じで
「あなたは今どんな世界を見ているんですか?
それを教えて!」店主のあくなき探究心によって皆さん自分の事を
喋りすぎちゃうこれは私の特技なのかもしれない・・・
出来れば近しい人達を繋げる
そんなコミュニティを作れたらもっといいんだと
思いますカジュアルに
それがいい!! -
仕事から見える景色2024年6月4日
5月は母の日をはじめ
たくさんのお客様にご利用を頂き
ありがとうございました母の日当日は私の手が回らず
ご希望に添えなかったお客様には
大変申し訳なかったですここ最近のお客様の流れを見ていると
お花をあげようと思い立った時
誕生日に記念日
お供えだったり開店祝いなどなど当店の事は検索をして見つけて下さったり
花を贈る機会があったらFLOWERSROOMさんを使おう
と頭の片隅に置いておいて下さったりお客様によってルートは様々ですが
その時に応えられるようにしておく事が
重要だなと思っています私は人が行き交う景色がとても好きです
道すがらそのどこかにFLOWERSROOMがあって
「なんかいい時間だったな」とその人の心に
雫のように落ち広がるものを提供出来たらいいその為に花というツールがあって
店があり私がいる仕事を通して見たい景色はそういうもの
なんですよね自分だけで自分を満たすというのはとても
難しい事だと思っていて
自分以外の誰かがやっぱり必要で
誰かの為何かの為になっているという
現実があって初めて人は自分の存在意義を
見出せるんじゃないかなと思います体感をするんだと思います
自分にしか出来ない事で他者への貢献が
出来たらそれは本当に幸せな事なので
今目の前にいるお客様を大事にする
その方は花を選んでFLOWERSROOMという場所に
立ち寄って下さったのだから -
フラワーデザインコンテスト2024年5月15日
フローリストという雑誌の創刊40周年記念企画である
フラワーデザインコンテスト最終選考での受賞とはなりませんでしたが
入賞作品として誌面に掲載して頂きました。コンテストは初めての経験
最近時間が空いた時にその日の天候と自分の気分に
合わせて花を選び束ねていくという事をしていて
その日はとてもいいブーケが作れたなぁなんて
思っていたらインスタでコンテストの告知を発見。応募に至ったわけです。
最終選考で私が選んだテーマは「花咲くお祝い」
紙面には抜粋された文章が載っていて
ブログではその全文を↓
「花咲くお祝い」をテーマにしました。
お店を立ち上げて8年、人の為に花を扱う・・
それがフローリストとしてずっと変わらずに
持ち続けている私の信念です。
日々お客様の想いを花に込めるという事を
し続けていますが今回は私の想いを花に込めて。
自分事をお花にのせていく。
これはいち表現者としてのチャレンジでもあります。昨年の夏、スタッフにお店を任せて2ヶ月を過ごした
秋田県。初めて訪れた東北の地、近くて深い壮大な山々は
神々しさを感じるほど。
整然と並ぶ木々は美しく生まれて初めて
自然のダイナミズムというものを感じました。
ここから季節が変わって秋の紅葉、
そして冬は一面が雪景色となるなんて・・至る所にある温泉は大地のパワーを感じる場所。
どれだけ雪が積もっても変わらずにこの地中には
そのパワーがあり続ける。
それを想像したらとても神秘的な気がして
感動しました。そして滞在中に出会った秋田の方々の温かさ。
どう見てもよそ者の私にどこから来たのかと気さくに
話しかけてくれ、とてもいい時間を過ごしました。「またとない時間」は私の記憶にしっかりと残っています。
遠く離れた場所の人ともSNSで繋がる事が出来る時代。
今回は私を秋田県という地に繋いでくれた
ナマハゲダリアをメインに地中で燃える大地のパワーと
一面に広がる雪景色、そして暖かな人達との出会いを
お花で表現。このブーケが載るフローリストを胸に抱えて
また秋田の地を訪れたいと思います。
またとない時間を与えてくれた方達に嬉しい報告が
出来るといいな・・・
その瞬間が私にとっての「花咲くお祝い」です!今回のコンテストではとても学びがありました。
自分にとっての正面があって掲載された写真は別の
角度が撮られているもの。編集者さんがこの向きが1番お花がきれいに見えて
とっても可愛いと言って下さり
審査員の方も以下の選評内容を書いて下さいました。アートというのは外に出してみると色んな視点が
生まれるという事なんだ・・・そして私が花を通して伝えたい事がそこにはあったんだなって!
「見ていて温かい気持ちになりました」
その一文がとても嬉しかったです。
雨が降った月曜日に束ねたブーケ。
緻密に繊細に意図的に作ったこのブーケも
受け取り手によっては違う角度を持つかもしれない。
それってとってもアーティスティックで個性的。そういう仕事をもっともっとしたいです。
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青山ファーマーズマーケットにて2024年4月22日
先週末は青山ファーマーズマーケットに
出店2ヶ月に1度
3回目の出店となり「前回買ったお花持ったわよ」
「また来てくれて嬉しいよ」そんなお声がけも頂き嬉しい限り
今日はあるお客様との立ち話を・・
金融関係のお仕事であまり日本にはいらっしゃらない
ようでサラサラと各国の名前が並びますそんなお客様の言葉で1つ印象的だったのが
「行った駐在先で身の回りのものを
なんでも揃えてもらえるわけだけど
それで満たされるという事はないというか・・
なんか違う、そうじゃないんですよね」これとても重要なのはお客様のリアルな体験から
生まれた感覚だって事だと思うんです豊かさっていうのは人それぞれ違うと
思うのですが便利な時代ですから
すぐに自分の思い通りになるという事で
満たされるのかそうじゃない何かこうもっと
なのか二極化していくのかなと思います
金融関係のお仕事で海外を飛び回るお客様が
ある意味幸せはお金では買えないというお話を
されたのはなんだかとっても印象的で・・・それを土曜のマーケットで立ち話っていうのが
なんだかいいじゃない?コミュニケーションというのは住む場所も
立場も関係なく交わされるべきもの全ての人がより人間らしく生きるには
その人が身を持って体験した事でしか
知る事の出来ない心の機微みたいなものを
大切に持っておく事心と体を使って自分自身を体現していく・・
コミュニケーションは誰かの世界と繋がる
とても素敵なツールです最近はこういうシーンが自分の身にたくさん
起こっていてそれが嬉しいなぁって思います心がいつも開いているように
そこは無限の領域なはずですからもっともっとたくさんの人の世界を見てみたいなぁと
思います
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