ブログ | FLOWERS ROOM | 静岡県袋井市にあるお花屋さん

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  • ちょうど1か月前

    静岡から秋田への道のり700キロ
    関東より上を運転した事は無い

    休憩をこまめに取り仮眠もする
    かなりの余裕を持って出発

    不安は的中せずに
    歌を歌いながらふふふんふん

    なんならもっと走れるわよとなり
    今思えばなぜそんなに体力が維持出来たのかが
    不思議

    気が抜けた
    降りるインターを間違えて気づけば山の中(うそん)
    携帯のナビしかなくて電波はもちろん圏外

    ここに来るまでに道のりはなんとなく頭に入れた
    でもこれはまずい
    山道がすぎる
    山道すぎる

    道中左手に山の家らしきところは確認していたから
    不安が限界に来たところで引き返す

    対応してくたのはおじいちゃん2人
    トイレも貸してくれたし
    電話も貸してくれた

    「ここの温泉旅館に行きたいんです」

    一通り説明をして3人で地図を見まくる

    「ちなみにここはどこですか?」

    「ここ?宮城だよ宮城!」

    「うそー!」

    とにかく3人で地図を見まくる

    ここに行きたいならあーでこーで
    おじいちゃん2人が熱心に意見を交わしあってくれる

    「ナビではこの道をずっと行けば着くはずなんです。
    でも山道すぎて不安でいっぱいで……この道は繋がっているんですか?」

    「おう!繋がってる繋がってる!・・・俺は行った事ないけど」

    とにかく地図を見ながら熱心に意見を交わしあってくれる

    「108号線だ、108号線に出れば行ける!でも時間がかかるぞ」

    「ちょっと待って下さい……この道をずっと行っても108号線に
    行ける……んですよね?ほんとーにこの道は繋がっているんですよね?」

    「おう!繋がってる繋がってる!・・・俺は行った事ないけど」

    「もう1度聞きます。本当にこの道は繋がっているんですね?」

    「おおう!繋がってるよ繋がってる!・・・俺は行った事ないけど」

    「分かりました!行きます!」

    そして私は今秋田にいます

    宮崎駿監督の君たちはどう生きるかを出発前に見ていたから
    もうそれじゃんと思って

    ちなみに菓子折りを持っておじいちゃん2人にお礼に行きたいけれど
    山道が怖すぎてこちら側から向かう勇気がありません

    人生で1度きり
    あんな山道は人生で1度きり
    それでいい

    以上冒険者より

  • 宿泊施設はお客様の滞在時間が長いので
    接客を学ぶにはとてもいいんじゃないか
    と思っていたんですね

    目的を持って来たし
    自分の店をブラッシュアップ出来るよう
    動きをつけたという感じです

    お勤めは秋田県ですが連休をもらえたので
    東北地方でずっと気になっていた宿泊施設
    山形県鶴岡市のスイデンテラスに行ってきました

    建築は素晴らしい
    至る所に紙管が使われていてそれがとても印象的
    ここにも
    あ、あそこにも……
    これが坂茂さんの特色なんですね

    夕陽が沈む頃はテラスに
    遅めにとった夕食は満月を眺めながらのレストランフロアで
    環境に合わせるとはこの事

    でも一番印象的だったのはレストランサービスのお兄さん

    私がドリンクに口をつけて頭をあげた時
    まんまるの月が視界に入ったんですね

    携帯で今日は満月?と調べた頃に料理が運ばれてきて

    「今日は満月ですね」

    携帯の画面にちらっと満月って文字が見えたので(^^)」って

    テーブルの脇に置いた携帯はちょうどお兄さんの目の前

    私の期待値をぐっと引き上げてくれた素晴らしい接客でした
    お料理と最高のロケーションと添えてくれたちょっとした一言で
    とてもいい時間


    花屋ならば素敵なブーケやアレンジはまずありきで
    それをぐっと引き上げるにはやはり接客なんじゃないかなと
    思います

    相性もあると思うので全ての人を満足させるというのは
    難しいとは思いますが
    人を感動させるのは人でしかない
    私はコロナ禍でずっと人は人と関わるべきだと
    なぜかずっと思っていました

    全てのものを息づかせるのは人
    その向こう側には人がいるんだから

    扱い方を間違えない事がとても大事
    たくさんの人がその本質をよく見極めれると
    いいですね

    それが何の為にあるのかを一旦考えるというか

    物事には情熱を傾けて
    人には配慮する

    そんな具合がいいのかな

    私は温泉旅館のレストランサービスにいるので
    お客様が旅をする時に求めているものは何かを
    考えたりします
    旅に美味しい料理は欠かせないもの
    その時間をぐっと引き上げる為にちょっとした
    口添えが出来たらなと思います

    お客様はそれぞれが自分の満足を求めて時間を買いに来た
    そう思うと迎える側が思うよりもずっとお客様の期待値は
    高いところにある

    初めての1人旅かもしれないし
    もう無いかもしれない家族旅行かもしれないし

    仕事はやはり流れ作業になってはいけないですね
    人と人が対面する事の良さって確実にありますから

    花屋に持ち帰るものが今回の体験ではたくさんありそうです

    まずは花ありき
    今よりももっといい花を提供しなければ
    そこも強く感じています

  • 息子君が先日電話をしてきてたわいもない話をしてたんですが

    途中

    「インスタ見てる限り楽しそうにやってんじゃん」

    「……そっちにずっといるとか言い出すんじゃねーよな」

    彼氏か笑

    2ヶ月限定で冒険をしている母に一抹の不安を覚えたのでしょうか……
    次は何を言い出すか分からないぞって

    心中お察しします

    というか息子君はとっても頭がいいんですね
    私に言いたい事があっても10のうち2か3しか言わないらしいし
    どう言えば私が喜ぶか言葉を選ぶんですよね

    まんまと手の平で転がされて喜ぶ私

    「早めに帰るね!」

    彼氏か笑

    彼氏か笑♡

    です

    稀に見る親子関係

    そんなどうでもいい話は置いといて
    親子の対話についてとても真面目に書いてます

  • 全部全部繋がってるんですよね、いい事から始まったらいい事で終わる。自分にとってのいい事にカチカチと気持ちを合わせて。

  • 店主は秋田県に来ています

    夏はお店がどうしても落ち着くので何か出来ないかと毎年考えるんですね

    投資に対する成果生産性を考えるとどうしても非効率になってしまう
    それでは心も健全ではいられなくなるから自分を高める為に外に出るという選択をしました

    接客を学びたいなというのがあって温泉旅館で約2ヶ月働いてきます

    いつもと全く違う環境に身を置いて視点を自分の外側に置いてみる

    最近自分の世界が狭くなっているのも気がかりだったんですね
    スタッフと2人の上下関係
    小さいながらもオーナーという立場に自分はいる

    その世界を狭いと感じている事自体が謙虚でいる事の難しさを教えてくれているような気もしたり…

    SNSの存在も簡単に自分を誇張出来たりして自分の歩調に合わせて丁寧に確実に発信をしなきゃと心がけてます

    しっかり大人になってから外の世界に出ていくというのもまたいいものです

    20代では感じられないであろう気付きや学びがたっくさんあってとても新鮮です

    思春期のお子さんを持つママ達にぜひ伝えたいなもしわが子が冒険者になろうとしていたらその時は信じて心よく送り出してあげて下さい

    私が秋田に2ヶ月行く!と言った時には息子も娘もやれやれといった感じで心よく送り出してくれました(内心は分からないけど)

    「あなたは若い頃子育てしかしてないから今が青春だね」と言う人もいました笑
    私の保護者かと突っ込みたくなっちゃいますが

    でも本当にそうそれもある自分を語れるものが私は人より少ないからちょっと気になってました
    狭い世界で生きてきた

    人にはそれぞれバックグラウンドがあるからみんな違うんですよね何を思い感じるかはみんな違う

    表面に出てくるものは行動だからそれを良いとか悪いとかジャッジは出来ないんです

    だって分からないから

    でも理解しようと心がける事は出来る

    日本中どこに行っても変わらない人の生活がある
    でもみんなそれぞれの人生を歩んでいます

    自由でいる事はどこか心もとないというか人にはHOMEが必要なんじゃないかなと思います

    優しさは相手がいなかったら生まれないから風が通る心地よい距離感を保ちながら近しい人との関係を大切に

    最近は家族間でのトラブルのニュースが目立ちますね

    HOMEは密になりすぎても危険です相手を理解しようと心がける優しさと敬意をお互いに持ち合いながら

    大切に

    大切にです

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